ノビコの備忘録

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「疲れない脳を作る生活習慣 働く人のためのマインドフルネス講座」を読んでみました!

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保育園入所当時はよく熱を出していた娘も、年々、病気などで保育園をやすまなければならないことは減ってきています。

免疫力と体力がついて、丈夫になってきたのだと思います。

 

それに対して、私の方は、年々体力も衰え、免疫力も低下していると思います。

たいした運動もしておらず、不規則な生活と睡眠不足が続けば当然ですよね。

産前と比較して、頭もいつもぼんやりしていて、仕事のパフォーマンスもあがりません。

 

そんな中で、時々目にする「マインドフルネス」というのがよさそうだなと思って気になっていたのですが、「疲れない脳を作る生活習慣 働く人のためのマインドフルネス講座」という本を見つけたので読んでみました。

これが、かなりよかったです。

 

瞑想について科学的に説明

「瞑想」によるマインドフルネスがなぜ脳によいのか、について、宗教的な面を排除した科学的な見地からわかりやすく説明されています。

ダライ・ラマ14世が宗教色を排除したマインドフルネスの研究に協力的という話は面白く思いました。

そして、瞑想のための呼吸や姿勢はもちろん、食事や睡眠についても言及されています。

 

書いてあることは実は当たり前のこと 

書いてあることの一つ一つは、体に良いこととして既に多くの人が知っていることだと思います。

例えば、

  • 背筋を伸ばして姿勢をよくする
  • 座りすぎはよくない
  • 1日7時間以上良質な睡眠をとる
  • 低GI値の食品から食べて血糖値の急激な上下を避ける(野菜→タンパク質→炭水化物)
  • 異性化糖や人工甘味料を避ける
  • よく噛んでゆっくり食べる
  • スマホやテレビを見ながらの「ながら食べ」しない

など。

 

体に良いこととしては、ほんと当たり前のことですよね。

でも、実際にはなかなかできない。

 

こういう一つ一つのことを大事にすることが、どうして脳によいのか、ひいては、「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りた気持ちで眠りにつく」というマインドフルな生活につながるのかが、順を追って説明されています。

自分の実際の生活に照らしても、非常に説得力があります。

 

普段の生活を丁寧に、大切にし、食事や睡眠もおろそかにしないことが、結果的にはハイパフォーマーになるという結論です。

 

大人であっても脳には可塑性がある

私に大きな希望を与えたのは、大人であっても脳には可塑性がある(変わることができる)、という点でした。

 

一般的には、脳は、産まれてからの数年間で発達が終わり、後は退化するだけだと理解されていると思います。

 

しかし、最近の研究で、大人であっても、脳の構造や働きに変化をもたらすことができ、瞑想はその一つの方法だというのです。

 

私は最近、若いころに比べると、集中力も記憶力も低下してきたと実感することが多く、それも加齢を考えれば仕方ないかと半ばあきらめていたころがありました。

 

瞑想が脳の働きを変化させるというのは、本当かどうかはやってみなければわかりませんが、とにかく、1日5分の瞑想を続けてみようかという気になったのでした。