先日、こちらのブログ様で、おけいこブックなどを買わなくても、シールを使った数字のお勉強ができるというアイデアが紹介されていました。
四角と数字を白い紙に書いて、書いてある数字の数だけシールを貼るという遊びです。
これはよさそう!と思い、うちでも早速やってみました。
うちでは条件を追加してアレンジしてみました。
娘(3歳)は、私がこどものときにためていたシールをあげたものや、病院や薬局でもらったもの、百均で買ったものなど、雑多なシールをたくさん持っています。
また、数字だけだとすぐに飽きそうだったので、少し難しいかと思いつつ、数字のほかに、「あか」「あお」「きいろ」などの色や、「どうぶつ」とか「くだもの」とかの属性を、ひとつだけ条件として追加してみました。
「4」「あか」、「3」「どうぶつ」といった具合に。
数字を読むのはほとんど大丈夫な娘ですが、ひらがなはまだちゃんと読めるのは半分くらいで、かなりあやしいので、ひらがなの読みの勉強にもなればと思いました。
意外な気づき・発見もありました。
やってみると、ルールはすぐに理解して、何やら一生懸命がんばっていましたが、私にもいろいろと発見がありました。
- 読み間違えるひらがなの組み合わせパターン
「ろ」と「る」、「は」と「ほ」などは、大人でもわかりやすい間違いですが、「ひ」と「み」とか、「う」と「ふ」とか、「も」と「き」とか、わかるようなわからないような、なるほどと思う読み間違いもありました。
- 長い文字数になると、1文字ずつ読めても、全体の意味がわからない。
「あ」「か」と2文字くらいなら、「あかいもの~」と探し始めることができますが、「み」「ど」「り」「い」「ろ」となってくると、全部読めても、全体で何と書いてあるのかよくわからないようです。これはなかなか盲点でした。ひらがなが全部正しく読めるようになれば自分で本が読めるかと思いましたが、もう少し、知力の発達が必要そうです。
- 「どうぶつ」「くだもの」「のりもの」などの仲間分けも意外とできる。
属性の条件は難しいかと思いましたが、意外と大丈夫でした。もう少しレベルが上がったら、「そらをとぶもの」とか、もっと抽象化したものも試してみたいです。
娘のやる気に火が付いた。
この遊びは、ほどほどに難しくて面白かったようで、自ら「シールのゲームやりたい」と紙とシールを持ってくるようになりました。
私としても、娘の理解度を見ながら難易度を変えていけるので、自分で作るのはとてもよいと思いました。
お金をかけなくても、こういう遊びを自ら考えて日常に取り入れることができる方は素晴らしいですね。
私は自分ではあまりアイデアがわかないので、既成のドリルなんかを参考にこどもが取り組みやすい形のゲームを考えていけたらいいなと思います。