「化粧品を使わず美肌になる!石けんとワセリンだけでOK」を読んでみました。
【目次】
この本を読む前のスキンケア・お化粧
この本を読む前から、私のスキンケア・お化粧はかなりシンプル。
【朝】
- 洗顔しない(気になるときはお湯でぬらしたタオルで拭く程度)
- 日焼け止め(子供用)
- お化粧(基本:クリームファンデ+まゆ+色付きリップ。お客様に会うときは、さらに+アイライン+口紅。ごくまれにマスカラ。)
【夜】
- メイク落としシート
- お湯で洗顔(洗顔料なし)
- ママ&キッズ ベビーミルキーローションだけぬる(化粧水・乳液なし)
これは何か信念あってのことではなく、日々(特に平日)をワンオペでこなしていたらやむを得ずこうなったというだけ。
それでも、肌状態は、デパートでスキンケア一式買っていたころと比べて、あまり大差なく、意外と大きなトラブルもありません。お金もほとんどかかりません。
ただ、自己流の手抜きケアを続けるだけでよいのかについては多少心配な気持ちもあったので、シンプルケアでとても有名な宇津木龍一さんの本を読んでみようと思ったのでした。
「界面活性剤」と「こする」ことがよくない
この本では、肌によくないのは、「界面活性剤」と「こする」ことだと繰り返し説明されていて、これを徹底的に避けることが推奨されています。
- 美容クリームやリキッドファンデは界面活性剤そのものだからダメ。
- パウダーファンデも肌の水分を吸い取って乾燥させるからダメ。(ただ、リキッドよりはまし)
- 日焼け止めはぬらず、短時間ならば帽子などでカバーする。
- 洗顔はぬるま水でやさしく。
- 石けんを使う場合は石けん素地だけでできている純石けん。
- どうしても乾燥する場合はワセリンを少しだけ。
- メイクが少々残っても肌のターンオーバーとともに落ちるから気にしない。ごしごしする方がダメ。
ここら辺まではまだわかるのですが。だんだん厳しくなってきます。
- マスク不可(こすれるから)
- マッサージ不可(こすれるから)
- 表情筋トレーニング不可(特に、おおげさな表情をつくるもの。しわがひどくなるから)
- たるみやシワはボトックスやコラーゲン注射。
その他、レーザー治療やフェイスリフトなどもあがっていて、だんだんハードルが高くなってきます。
一番の感想は、この本は、本当に「肌」(というか皮膚)を最優先に考えた本なんだなということ。
その観点からは、本当に極めたスキンケアを提案している本なんだなと思いました。
だけど。
皮膚のことだけ考えればよいのか
トータルの美しさや健やかさって、皮膚だけによるではないと思うのですよね。
マッサージは確かに肌はこすれるだろうし、表情筋トレーニングは皮膚がギュッとなるのでそれだけを考えればシワの原因になるかもしれない。
でも、それによって、血行がよくなって顔色がよくなったり、鍛えられた筋肉が下にあることで皮膚がハリを取り戻す部分もあるはず。
肌を第一に、肌だけを守るよりも、そうやってトータルで見た目が健やかになっていく方が個人的には好みかなあと思いました。
ただ、避けられる刺激は避けた方がよいとは思いました。
とりあえず、夜にメイク落としシートでゴシゴシやるのと、日焼け止めとクリームファンデはやめてパウダーファンデにしたいと思います。
できればファンデーションは徐々にやめて、メイク落としは必要ない方向にできたらいいなと思います。
【追記】
その後メイク落としをほぼ断捨離しました!