米国株投資初心者のノビコです。
米国株式ブログなどを読んでいますと、
「〇年後に1億円の資産を作ってセミリタイア」とか、
「米国株式で配当生活」とか、
夢に溢れる感じで、読んでいるだけでもポジティブな気持ちになります。
私が投資をするのも、こういうポジティブな気持ちが理由の部分もあります。
ただ、一番切実な理由は、私が自営業で本業の収入が何一つ保証されていないという不安から来ているのです。
自営業は、仕事が来なくなれば、強制的にリタイア又はセミリタイアとなります。
そのことを切実に考えるようになったのは、上田惣子さんの「マンガ自営業の老後」を読んでから。
イラストレーターの上田さんは、多くのレギュラーを抱える売れっ子だったようですが、47歳のある日、仕事が減っていることに気が付きます。
その原因は、病気休業したことに加え、上田さんに依頼していた編集者たちが編集者たちが偉くなり、現場を離れたというのも原因として考えられるとのこと。
私はイラストレーターではありませんが、この状況は、私にも普通にあり得る事態です。
自営業は定年がない。
年をとっても小銭を稼ぐことができる。
死ぬまで働ける。
それは事実です。メリットです。
でも一方で、
自営業は仕事が来なければ無職。
依頼が来なくなったら廃業。
これも事実なのだ。
(引用:「マンガ自営業の老後」上田惣子)
わあああ、こわい~。こわすぎる。
私の仕事は比較的専門性が高いおかげもあって、単価は高いです。
ありがたいことに、現在は仕事もたくさんあります。
でも、仕事を頼んでくれる人が、この先10年、20年、30年もずっといてくれるとは限りません。
年を取った人には頼みにくい仕事でもあります。思っているより強制リタイアは早いかもしれません。
だからこそ、投資をして本業以外の収入の途も確保しておきたいのです。
配当金生活とまではいかなくても、本業の収入が減るのを少しでもカバーできるよう、これまで積み立ててきた投資信託も、これから始める米国株式も、がんばろうと思います。
「マンガ自営業の老後」では、年金すら未加入だった上田さんが、いろいろな人に話を聞きながら老後の不安脱出に奮闘します。
自営業者の方、「マンガ自営業の老後」おすすめですよ!
読み終わった本はメルカリで売る私ですが、この本は、手元においてときどき読み返しています(*^_^*)
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