2018年11月からぼこぼこ発生しているmaneoでの延滞案件。
既に本ブログでも報告しているとおり、ノビコはそのうち3件に被弾しています。
【目次】
ノビコが現在被弾している案件
こちらの記事で報告した2件(①投資額10万円+②投資額8万円)と、
こちらの記事で報告したガイアファンディングの件(③投資額10万円)です。
実はもう1件、2019年1月31日に発生した遅延案件があるのですが(つまり、現在被弾しているのは4件・・・。)、これについてはおって報告します。
今日、上記のうち、②の8万円を投資した案件について、最終的な回収金の分配のお知らせが来ましたので報告します。
回収までの経緯
maneoからのメールによれば、回収までの経緯は以下のとおりです(太字はノビコが付けました)。
本件担保不動産につきましては、事業者C社主導のもと東日本レインズへの掲載及び複数の不動産業者への購入打診や媒介依頼を行い、2018年6月以降、継続して販売活動を行ってまいりました。
当初、同一融資案件の担保不動産で上記物件Mを含む収益アパート全20棟につき、一括での購入希望者に対する交渉に注力しておりましたが、メガバンク・地方銀行・信用組合・信用金庫にて個人向けアパートローンに対する融資基準の厳格化や新規融資の見合わせ等が相次いだため、収益アパートの販売市況の落ち込みによる購入断念との回答がございました。
上記不動産市況を勘案し、個別で引き合いのある物件については個別での売却活動を積極的に行ってきた結果、物件Mの購入希望者複数名より購入申込書をいただきました。
それぞれの購入希望者と交渉を進めていくなか、募集金額を上回る購入金額の提示もございましたが、銀行での個人向けアパートローンの審査が下りず断念となった経緯もございました。
上記状況下、満額回収には至りませんでしたが、横浜市内の不動産業者と売買契約を締結し、2019年1月30日に決済に至りました。
この案件の担保は、複数の収益アパートだったのですが、一括売却をしようとしたけど難しく、結局、上記物件を個別に売却したということのようですね。
そして、売却額では元本の満額回収ができなかったと。
気になる回収額は
回収金の具体的な分配額については、第三者への開示やコピー等は不可ということなので、ざっくり書きますと、未返済の出資金残金が約3300万円で、回収金額は約3100万円でした。
1割弱の毀損ということになりますね。
私の投資金額8万円のうち、毀損したのは5000円ちょっとでした。
このファンドからは利息として、過去に2000円くらいの収益がありましたので、純粋な損害は約3000円というところです。
これくらいなら許容範囲の損害です。このファンドはね・・・・。
このファンドの延滞は、以前の記事でも書きましたが、ソーシャルレンディングのリスクが正しく発現したという感じなので、まあ仕方がないと割り切ることができます。
実際、満額回収には至らずとも、1割弱の毀損で済んだのは担保のおかげでもあります。
しかし。
他の継続している延滞案件は、みんクレやラッキーバンクの事件ほどではないにせよ、延滞の内容としてどうなのかと思うようなものですし、回収の望みも薄そうです。
そっちは結構な痛手になることを覚悟しないといけないかなと腹をくくっています(号泣)。
またご報告します。