先日、自分のクローゼットのゆるい断捨離をやりました。
クローゼットの服を全部出して、「処分する・キープする」を1枚1枚判断しました。
断捨離の基本は「迷ったら捨てる」ですが、私はまだ断捨離の初心者ですので、「迷ったものは無理に捨てない」(ひとまず、保管用のダンボールにいれる)方針で進めました。
「処分する」になったもののうち、10枚ほどはメルカリで売れ(送料込みで1枚数百円ですが)、大きなゴミ袋1つ分を区の中古衣料回収で寄付に出し、擦り切れていたり、シミのあるものはお掃除用のウエスにしました。
クローゼットは、ガラーンとはいきませんが、やや余裕がある状態になりました。
この結果、予想していた以上によい影響がありました。
着る服が増えた。
服の量が減ったのに、着る服が増えたというのは、不思議な気もしますが、一度でも断捨離をしたことのある方なら理解できると思います。
「もう着ない」服が減ったおかげで、「着たい」服にリーチしやすくなったのだと思います。
忘れていた服やあまり着ていなかった服で、コーディネートの戦列に復帰したというものもあります。
クローゼットをあけるだけでウキウキする。
ギュウギュウだったクローゼットが少しスッキリして余裕ができたのをみるだけでも、何だかうれしい気持ちです。
これまでは、クローゼットを開けるたびに、たぶん無意識に「そろそろ片づけなくちゃ」「あのワンピ、もう着ないんだよね」という気持ちになっていたのだと思います。そんな無意識の重荷から解放されたような気がします。
しかも、残っているのは基本的に好きな服。それは気分もよくなりますよね。
毎朝の「何着よう」の悩みがなくなった。
断捨離の過程で「もう着ない」服が減ったおかげで、着る服を選びやすく、コーディネートも考えやすくなりました。
「今日は何着よう」が悩みでなく楽しみにかわりました。
悩む時間がなくなったので、時短にもなっています。
服を買いたい気持ちがなくなった。
これも不思議なことですが、クローゼットに服がギュウギュウだったときの方が、「もっと服を買おう」と必死で通販のサイトやカタログを見ていました。
今は、今ある服で足りている気持ちがあるせいか、まったく買いたい気持ちにならなくなりました。
今後、何か買い足す場合でも、無駄に服を買っても処分や管理が大変だから厳選したいという気持ちになっています。
片づけるとお金がたまるというのは、こういうことなのかもしれませんね。
もっと処分したくなった。
ゆる断捨離とはいえ、今回クローゼットに残ったものは「着る」と判断したもの。
しかし、クローゼットに残ったものの中にも、既に「これは処分かな」というものが出てきました。
やましたひでこさんの断捨離本でも、判断力の「レベルがあがる」という言い方がされていたと思いますが、まさにそんな感じ。
今回は「迷ったら捨てない」方針で、迷ったものはダンボールに保管していましたが、このダンボールの中のものもおそらくクローゼットに戻るものはないでしょう。
この状態をキープしたい!
ミニマリストになろうとまでは思いませんが、今後は、自分にとって最適な服の量を理解して、自分が心地よく感じる状態をキープしていきたいです。